【結婚当日】人前式の挙式本番の流れとは
様々な挙式スタイルがある中でも、
もっとも新郎新婦のオリジナリティがあふれる人前式。
「多くの友人や恩師に見守られながら挙式をしたい!」
「好きな演出をたくさん取り入れたい!」
「自分たちらしさを出せる挙式がしたい!」
という願望をお持ちかと思います。
『オリジナリティあふれる挙式』とひと言で言っても、
「ゼロから挙式を作るって、なんだか大変そう…。」
「今までに人前式をしたカップルは、どんな流れで式を挙げたの?」
「どのタイミングで、どういう演出を入れるのがオススメなの?」
という疑問や不安が思い浮かぶかと思います。
そのようなあなたのために今回は、一般的な人前式の流れを紹介します。
ぜひ参考にしてみてください!
人前式とは
人前式とは、数ある挙式スタイルの中で
もっとも自由度が高い挙式スタイルです。
しきたり・ルールがないため、内容を自由に決めることができます。
どのような流れにするか
どの演出を取り入れるか
により、格式が高く、緊張感のある雰囲気 〜 アットホームで、ゲストと共に盛り上がれる、暖かくてカジュアルな雰囲気まで
自分たちが望む雰囲気を演出することができます。
費用の調整が柔軟であることも人前式の特徴です。
衣装、会場、食事など
どの項目に費用を多くかけ、どの項目の費用をカットするかを選ぶことができます。
要するに、人前式は
「挙式の規模、衣装、演出を自由に決めたい」
「オリジナリティがあふれる挙式にしたい」
「友人を招待し、楽しくてカジュアルな挙式にしたい」
と思っていらっしゃる方にオススメの挙式スタイルです。
人前式の流れ
ゲスト(列席者)入場
はじめに、新郎新婦の結婚を見守るゲストが入場します。
着席する位置は前から、両親→親族→友人・恩師などの順であることが多いです。
新郎新婦入場
入場の順は様々です。
教会式のように、新郎が先に入場し、そのあとに新婦と父親が並んで入場することが多いです。
そのほかには、
・新郎新婦のみで入場
・新郎新婦と両親が並んで入場
・新郎新婦それぞれが、友人と並んで入場
など、様々なパターンがあります。
開式宣言
司会者が、挙式をはじめる宣言をします。
司会者は、友人である場合、プロの司会者に依頼する場合などがあります。
誓いの言葉
新郎新婦が考えた、オリジナルの誓いの言葉を読み上げます。
・友人に牧師役をしてもらい、教会式のような場面にする
・「2人で、幸せいっぱいの家庭を築くことを誓います。」のような、シンプルかつハッピーな雰囲気の言葉にする
・「食べ過ぎには気をつけ、健康で居続けることを誓います」のような、ユーモアを交えた言葉にする
などの演出スタイルがあります。
指輪交換
「新郎から新婦へ 」→ 「新婦から新郎へ」
の順で、相手の薬指に指輪をはめます。
ここでは、
小さな子供が、新郎新婦のもとへ指輪を運ぶ「リングボーイ・リングガール」
ゲストが1本のリボンを通して、新郎新婦のもとへリレー形式でリングを届ける「リングリレー」
などの演出を取り入れることがあります。
誓いのキス
誓いのキスは、必ずしも唇どうしですると決まっているわけではありません。
唇どうしが恥ずかしく感じる方は、頰やおでこにすることもあります。
新婦がウェディングドレスを着ている場合は、このタイミングでベールアップをすると素敵な場面になります。
結婚誓約書にサイン
新郎新婦がともに、結婚証明書にサインします。
結婚証明書は、オリジナルのデザインにすることができます。
結婚証明書ではなく、婚姻届にサインする場合もあります。
結婚の成立宣言
サインをしたのち、その結婚証明書をゲストに披露します。
これに伴い、2人の結婚が成立したことを宣言します。
司会者挨拶
司会者が新郎新婦の共通の友人、結婚の立会人である場合に、司会者が挨拶をすることがあります。
ここでは挨拶のほかにも、
・新郎新婦の馴れ初め
・司会者が知っている新郎新婦のちょっとしたエピソードを披露
・友人が作成したスライドショーやビデオレターを披露する
などをすることがあります。
閉式
司会者が閉式の宣言をします。
新郎新婦の結婚を見守ったゲストに向けて、お礼の言葉を述べます。
退場
新郎新婦が退場します。
ゲストは盛大な拍手で見送ります。
挙式後
チャペル、ガーデンなどの屋外で挙式をする場合は
フラワーシャワー、バルーンリリース、ブーケトスなどの
教会式で行う演出をすることがあります。
まとめ
・人前式は、しきたりやルールがない
・自由度が高く、『自分たちらしさ』が出せる
・他の挙式スタイルに比べて、費用の調整が柔軟
・緊張感,アットホーム感,ユーモアを取り入れるなど、様々な雰囲気を作れる
・ゲストは見守るばかりでなく、参加する場面もある
今回は、一般的な人前式の流れを紹介しました。
人前式を行う方々は、カジュアルでアットホームな雰囲気の式を望むことが多いようです。
リングリレーやビデオレターなど、ゲストが参加する場面もあるので、友人たちと共に楽しみながら式を進められるのも、人前式の魅力です。
補足ですが、挙式には親族の方々も列席されます。なので、ついつい友人ばかりと楽しむだけになってしまわないように、両家の親の意見も聞きながら式の流れを作っていくようにしましょう。
新郎新婦、ゲスト全員が楽しめて、幸せを感じあえる雰囲気にすることが大切です。