婚約中の相手両親との付き合い方のコツとは?行事ごとの対応を解説
「やっと婚約が決まった!でも、相手の親御さんとの付き合い方がわからない!緊張する…!」と思ってしまうあなたのため、今回は、『相手家族との交流の深め方』『家族の行事での付き合い方』を紹介します。これを知っておけば、婚約期間中からスムーズに相手の家族と親しみを持つことができ、結納・婚約の準備に取り掛かれます。逆に自分への好感を失ってしまうと、この先、長い付き合いができなくなってしまうかもしれません。しっかり押さえて、幸せな新婚生活をスタートしましょう。
相手家族との交流を深める
相手の両親の呼び方
話しかける前に、なんと呼びかければいいか迷ってしまいますよね。はじめは、「〇〇さん(名前)」、または、「〇〇さん(婚約相手)のお父さん(お母さん)」にしましょう。はじめから「お父さん(お母さん)」と呼ぶのは、少し馴れ馴れしいです。はじめは、「相手の家族の輪の中に入れていただいている」ような謙虚な感じが相応しいです。
相談相手になってもらう
婚約相手の両親は「義父(義母)」という立場ですが、年齢的には「人生の先輩」にも当たります。なので、自分の悩み事などを相談して、コミュニケーションをとってみましょう。相談をすれば、「こんなにも頼ってもらえるなんて、実の親みたいだ」というように、距離を縮められるかもしれません。そもそもあなたも、周りの人から頼りにされると、悪い気はしないはずです。
また悩みだけでなく、婚約相手に関する質問や相談なども投げかけてみてはいかがでしょうか?例えば相手の誕生日前に、相手の子供の頃から好きな食べ物を聞くなどの質問をすると、「この方は、我が子を大切にしてくれているなあ」というように嬉しくなるでしょう。
家族同士で仲良くなっておく
結婚すれば両家のつながりができ、結婚式や節目節目の行事で会うことが多くなります。そのため、両家の仲を深めておくことが大切です。両親と一緒に、相手の家を訪れる、結納以外でも会食を行うなどのことをしましょう。
「そのうち結納や挙式で顔をあわせることになるし…」と思う方もいらっしゃるかと思います。ですが、結納や挙式は両家の意見を取り入れて準備していくものです。なので、結納を行う前に両家の仲を深め、お互いの家のしきたりや好みなどを知っておく必要があります。スムーズに結納・挙式の準備を進めるためにも、早い段階からコミュニケーションをとっておくようにしましょう。
誕生日を覚えておく
相手の両親の誕生日を覚えておき、誕生日にはプレゼントやメッセージを送るようにしましょう。誕生日を覚えていてもらうことは誰であっても嬉しいものであり、好感を持てるはずです。ぜひ、気持ちを込めてプレゼントを贈りましょう。また、父の日や母の日にもプレゼントをすればさらに好感を持ってもらえるかもしれません。
何かをいただいたら、すぐにお礼をする
仲が深まっていくと、相手の両親から特産物やお菓子の詰め合わせなどをいただくことがあります。ただし、いたときにはすぐにお礼をしましょう。特に、宅急便で送っていただいた場合には、受け取った直後に電話を入れるようにしましょう。すぐにお礼を言うことは、好感を持っていただくことにつながります。また、贈った側は「贈った荷物、きちんと届いているかなー」「喜んでくれるかなー」と思っているので、すぐに電話を入れることは大切です。
家族の行事での付き合い方
年始の挨拶と年賀状
年が明けたら、必ず電話で自分の口から挨拶するようにします。また、年賀状を送るのも忘れずに。年賀状は、必ず元旦に届くようにしましょう。
毎年年末に「〇月〇日までに出せば、元旦に届く」という期日があるはずなので、その日までに必ず出すようにします。元旦に届かないことを不快に思ってしまう方もいるので、毎年心がけるようにしておきましょう。
お中元・お歳暮
お中元・お歳暮は日々の感謝を伝える機会です。基本的には毎年贈るのが望ましいです。ですが、お互いの経済面の変化もあるため、贈らない場合は事前にその旨を伝えておくようにしましょう。感謝の気持ちは他の形でも伝えられるはずなので、経済的な無理をする必要はありません。
ちなみに、相手の親へのお中元・お歳暮の相場は3,000円〜6,000円ほどです。
慶事・弔事
相手の家族の慶事・弔事の際は、親族としての自覚を持つ必要があります。親族の一員として、参列していただいた方への誠意を持った態度を心がけましょう。また、積極的に手伝いをすることも大切です。
妊娠が発覚した
妊娠がわかったら、早めに連絡を入れるようにしましょう。その際に伝えておいたほうがいいことは主に、「今、妊娠して何週目なのか」「2人の仕事は今後どうしていくのか」「子供を育てるための貯蓄はあるのか」「出産は2人が住んでいる地域でするのか、実家付近でするのか」などです。両親の心配を全てなくすことができるような報告を心がけましょう。
まとめ
・初めから「お父さん(お母さん)」呼びは危険。
・人生の先輩として、相談相手になってもらう。
・記念日のお祝い、お礼を細かくおこなう。
・年賀状は元旦に届くようにする。
・お中元・お歳暮は無理に送る必要はない。
・慶事・弔事では、親族の一員として振る舞う。
・妊娠がわかったらすぐに報告。
いかがでしたでしょうか?婚約すれば、婚約相手だけでなく、相手家族とも長い付き合いをするようになります。良い付き合いを続けるには、婚約期間中から好感を持ってもらい、立派な親族の一員になることが大切です。緊張することもあるかとは思いますが、今回紹介した内容を踏まえ、親しみを持ちやすいコミュニケーションを取れるようになりましょう。