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もし婚約を解消したくなったら?マナーについて解説

この記事は、「婚約解消したいんだけど、どうしよう…。」「友達には相談したけど、相手に伝える勇気が出ない。」「このまま結婚しちゃってもいいかな、いっそのこと。」と悩まれている方のための記事です。
今回の記事では、「やっぱり結婚したくない!」という思いを正直に伝える大切さ
話し合う際に心がける点、重要な点
加えて、婚約解消後にマナーとして行うことを紹介しています。
これを読み、あなたが後悔しないような選択をできるようになりましょう。

もし婚約を解消したくなったら?

一方的な解消は避ける

自分の正直な思いを伝えることは大切です。ですが、相手の理解を得ることも同じくらい大切です。なので、相手に向けて「なぜ自分が婚約を解消したいと思ったのか」「このまま結婚したいと思えないのか」などの理由を正直に伝えることが必要です。

理由を述べることなしに婚約を解消しようとすることは、一方的であり、あまり好ましくありません。
一方的な解消は、損害賠償請求の訴訟が起こる可能性があります。

相手の理解を得るための話し合いをすることが重要です。

早めに相手と相談をする

「婚約破棄の話なんて…やっぱり話しづらい…」と思ってしまうかと思います。
ですが、そうしている間にも相手の家での結納・挙式に向けての準備が進んでいる場合があります。

ある程度準備が済んだ後に、婚約解消の話を持ちかけると、せっかくの準備が無駄になってしまいます。できるだけ早めに相談するようにしましょう。

挙式・結納後でも婚約解消できる

挙式・結納をした後に気持ちが変わってしまい、婚約を解消したいと思う方もおられるかと思います。結納を行った後でも、婚約の解消はできます。

無理に結婚する必要はない

「相手の結納・挙式の準備がかなり進んでいるから…」「もう結納してしまってるし…」「いまさら結婚できないなんて、言えるわけない…」などと責任感を背負ってしまい、婚約解消の話を切り出せないこともあるかと思います。
ですが、責任感を感じることなく、自分の正直な気持ちを伝えることを一番に考えましょう。自分の本当の思いを言えないまま、「結婚」という人生においての大きな節目を迎えることは良くありません。

無理に結婚し、子供が生まれた後に離婚を持ちかけた方が、子供の将来、親権、養育費など、考慮すべきことが多くなります。慰謝料を請求する訴訟が起きることもあります。
つまり、婚約解消より離婚の方が、正直辛いことが多いのです。

このように考えると「このまま結婚できない」「婚約を解消したい」という思いは正直に伝え、2人の今後のことを話し合う方が、2人のためになります。

婚約解消の際に、マナーとして婚約解消でやること

仲人に伝える

2人揃って、仲人の元へ報告しに伺います。婚約解消した場合でも、仲人へのお礼は用意します。

婚約を知らせた人へ伝える

婚約を知らせていた、婚約披露パーティなどに招待していた方々に、婚約解消したことを伝えます。

「婚約解消通知状」を用意して送ります。通知の中で、婚約解消の理由を伝える必要はありません。

お祝いをいただいた方々へのお返し

婚約のお祝いをいただいた方々へお返しをします。

いただいたお祝いに対して同程度の金額の現金、または商品券を送ります。

予約のキャンセル

婚約解消が決まった時点で、すでにしていた予約をできるだけ早めにキャンセルします。おそらく、結婚式場やハネムーンの予約をしている方がいらっしゃるでしょう。

予約をキャンセルする際にキャンセル料が発生した場合は、2人で折半、または、婚約解消の原因を作った側が払うなど、様々なケースがあります。相談して決めましょう。

すでに贈りあった品を返還

結納品や結納金など、すでに贈りあっていた品などを返還します。この際、そのまま返還できないもの、消費期限が切れている食品などは、同額の現金にして返還します。

費用の清算

すでにかかった費用を清算します。清算の方法は、2人での折半、婚約解消の原因を作った側が全額清算という2パターンに分かれています。

すでに買っていたもの

家具、家電製品など、新婚生活に向けてすでに買っていたものは買った側が引き取ります。

婚約指輪をどうするか

「婚約指輪買っちゃってるんだけど…」という場合は、婚約指輪を「捨てる」「質屋などに買い取ってもらう」「リメイクして私用にする」という3パターンが多いです。

「次結婚するように置いておこうかな…」と思われる方もいらっしゃいますが、婚約解消したことを引きずってしまうかもしれません。次の恋に進むためにも、手放す、リメイクして形を変えてしまうなどの施作をとりましょう。

まとめ

・一方的な解消は避け、お互いに理解しあう
・一方的だと、訴訟に発展する場合がある
・無理に結婚はすべきでない
・婚約解消後は、周囲への連絡、費用の清算を行う

いかがでしたでしょうか。
お互いが理解しあい、新たなスタートができるようにすることが大切です。一方的な解消、気持ちを抑え込んだまま結婚するのは好ましくありません。
また、婚約解消が決まった後は、周囲への連絡、清算を忘れないようにしましょう。

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