婚約を職場や友人に上手に報告する方法とは?婚約通知状を解説
2人の間で婚約が決まれば、挨拶や結納、挙式の準備に取り掛かります。ですが、周りの方への報告も必要であり大切です。
この際、「どのような順番で報告すればいいの?」「直接がいいの?メールやLINEがいいの?」「メールなら、どんな文章にすればいいの?」と思われる方が多いかと思います。そんなあなたのために今回は、婚約の報告の順番、メールに載せておくべき文書を紹介します。これらを踏まえて報告をし、周りの方に祝福してもらいながら、新たな生活をスタートしましょう。
まずは自分の親に報告
2人での婚約が決まったら、まずは自分の親に連絡しましょう。結婚・婚約を一番に決めるのは当人である2人ですが、親に認めてもらって、やっと婚約成立みたいなところもあります。婚約は人生において大切な節目なので、親への連絡はメールやLINEではなく、電話でしましょう。自分の声で伝えることで、より自分の決意や誠意が伝わるはずです。この後に、相手の親への挨拶や、結納・挙式の準備へ入っていきます。親への連絡は、真っ先に電話で行いましょう。
職場への報告
親への報告が済んだら、次は職場の人たちに報告します。一度に全ての人に報告するのは難しいかと思います。なので、「挙式の3ヶ月前までに報告を済ませる。」など、時期を決めて確実に報告を行うようにしましょう。ここからは、職場で報告する際に配慮すべきポイントを紹介していきます。
まずは直属の上司から伝える
まずは直属の上司に伝えましょう。上司への報告も、極力直接伝えたいところです。なるべく忙しい時間帯を避けて、ゆっくりと話ができそうなタイミングで伝えましょう。バタバタしている時に伝えると、「こんなときに、重要な話をされても…。」と思われてしまい、上司にお祝いの気持ちがあっても、余裕を持って祝うことができなくなってしまいます。
ベストなタイミングは朝礼前です。朝礼前に「おはようございます。」の挨拶の流れで報告しましょう。お祝い気分で朝をスタートすることができ、お互いにとても気持ちがいいでしょう。また、朝礼の中で、その上司に婚約の報告の時間を設けてもらい、その際にみんなに向けて婚約の報告を行いましょう。
結婚・婚約と仕事の関係
結婚・婚約はプライベートのことのように思えますが、仕事への影響が出る場合があります。なので、職場での報告はとても大切です。
例えば、人事異動のアイデア、重要なプロジェクトのメンバーへの選考など、今後の仕事に影響が出てくることがあります。また、仕事を続けるのかどうかを伝える必要もあります。仕事の継続に関しては、昔は女性だけがはっきりと報告する風潮にありました。ですが近年では男性も育児休暇をとることもあるため、男性も今後の仕事について報告する必要性が出てきました。このように、結婚・婚約は完全にプライベートなものではありません。
友人や恩師への報告
職場の方たちに報告した後は、友人や恩師への連絡です。職場の方たちに比べて報告する相手の人数がぐっと増えるので、複数の連絡方法と注意点を紹介しておきます。
友人には、メールやLINEでの報告が多いです。「親しいんだから、直接のほうがいいのでは?」と思う方もおられるかもしれません。ですが、友人への報告に関しては少し注意が必要です。自分からの報告より先に、友人伝いで伝わってしまった場合に、「私には報告してくれなかったんだ…。」と思われてしまう場合があります。そのようなことがないように、先にメールやLINEで連絡しておくのが無難です。中でも親しい友人には、会った際に改めて自分の口から報告するようにしましょう。
メールでの報告
職場の、部署やセクションが違う方たち、遠方に住んでいるなどの理由でなかなか会うことができない友人・恩師には、なかなか報告するタイミングがつかめない場合があります。その場合は、仕方ないのでメールで報告しましょう。その際に、メールに載せておいたほうがいいことを紹介します。
メールの宛先
まず、文書の前にメールの宛先についてです。報告の相手が大勢いるため、一斉送信したくなるかもしれません。同じメールを複数の宛先へ送信したことがばれない、メールのBCC送信に複数の宛先を入れて送るという方法もあります。
ですが、婚約の報告で一斉送信はあまり印象が良くないという意見が多いです。
できれば、コピー&ペーストを活用してでも、一人一人に誠意を込めて送ることが望ましいです。
前置き
突然、「結婚することになりました。」というのではなく、「私事ではございますが、」などの前置きの文書を入れるようにしましょう。個人的なことなので、このような前置き・ひとことが必要になってきます。
挙式に関して
報告と同時に、挙式の日時を伝えておきましょう。相手が式に参加できるかどうかを決めやすくなります。
また、招待する予定がない方に向けては、「挙式に関しましては、親族だけで行うことになりました。招待できず、申し訳ありません。」という文書を送っておきましょう。
結びの言葉
「本来なら直接報告すべきところを、メールでの報告になってしまって申し訳ありません。」や「今後ともご指導の程、よろしくお願い申し上げます。」などの文書で締めます。相手に今後の付き合いをお願いするような文書にすると好印象です。
まとめ
・婚約の報告は、親→職場→友人・恩師の順で。
・結婚・婚約は完全にプライベートなことではない。
・友人伝いで、自分の報告より先に知られないように注意する。
いかがでしたでしょうか?自分たちの婚約を祝ってもらうため、しっかりと誠意を持った報告をすることが大切です。そのためにはメールや直接の報告をバランスよく行う必要があります。また、SNSでの報告は周囲の方への報告が一通り終わった後にしましょう。