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挙式スタイルの種類とは?キリスト教式・神前式・仏前式・人前式を解説

この記事は、「婚約が決まり、これから挙式の準備!」、「挙式と聞くといろんなシーンが思い浮かぶんだけど…。どれが、本来のスタイル?」と悩んでおられる方に向けて書いています。
あなたは挙式と聞いて、どのようなシーンを思い浮かべますか?
「真っ白なウェディングドレスを着ていて…。」「バージンロードを歩いて…。」
「いや待てよ、確か芸能人の〇〇さんは和装を着ていたよなー。」「神社で行う挙式もあるのかなー。」などなど、
様々なイメージがあり、自分はどのような挙式を行いたいのか
ついつい、わからなくなってしまうかと思います。
そこで今回は、代表的な4つの挙式スタイルの特徴や雰囲気・場所・費用を紹介します。
これを読んで、自分の理想に近い挙式スタイルをぜひ、見つけてください!

主な挙式スタイル4種類

キリスト教式

教会で親族、友人、恩師に見守られながら行う、神聖な雰囲気の式です。
親にドレスのベールをおろしてもらうベールダウン、親と共に歩むバージンロードなどの親との絆を感じられる演出、牧師の問いかけ、誓約、退場時のフラワーシャワー、ブーケトスなどがキリスト教式の魅力です。
「キリスト教式」と呼ばれている形式ですが、基本的にはキリスト教信者でなくても行うことができます。ですが、教会で行う場合は、男女のどちらかがキリスト教信者でなければならないことがあります。

場所

教会、ホテルや式場のチャペルで行われます。

費用

10万〜25万で行われます。
内訳は主に、牧師・聖歌隊への報酬、式次第、誓約書、教会使用料によるものです。

神前式

日本の伝統を重んじた、「和の空間」の中で行う式です。
雅楽や和装など、日本古来の「美」が神前式の特徴です。

一昔前は、親族のみの列席であり、堅苦しく厳かなイメージを持たれていました。ですが近年では、友人・恩師などの親族以外の方も列席することは少なく、一昔前とはイメージが変わっています。
和装に関しても、柄が多様になっており、カワイイものから綺麗なものまで様々です。

そのようなこともあってか、チャペルでの式が人気である中、
「一周して、日本の伝統を重んじてる方が良くない?」という考えのもと、徐々に人気が上がっています。
また、本来の神前式ならではの「緊張感」を求めて、神前式を行う声もあります。

神前式の特徴的な演出は、花嫁行列での入場、雅楽の演奏、新郎が誓いの言葉を読み上げる「誓詞奏上」、両家の結びつきを祝ってお神酒を3口で飲む「親族杯の儀」などです。

場所

本来は神社で行う式でした。ですが、近年は専門式場・ホテルなどに神前式用の館内式場が設けられていることがあります。

親族のみで行うか、友人も呼ぶかによって必要な収容人数が変わってきます。
式場の雰囲気も大切ですが、収容人数も調べておくようにしましょう。

費用

5〜20万と、幅が広いです。これは、式場の広さ、収容人数、設備が様々なためです。
一般的な内訳は、神主・巫女への謝礼、神殿使用料、式次第、衣装代です。+αで、雅楽の演奏がつくこともあります。

仏前式

仏教の伝統に基づく式であり、厳かで落ち着いた雰囲気が特徴です。
焼香、雅楽の演奏、参列者の数珠の所持が必須であることなどにより、仏教の歴史とその重みが感じられます。
参列者は親族のみであり、友人や恩師は参列できません。

仏様、ご先祖様に2人の結婚を報告し、「来世までの結びつき」を誓うという意味を持つ式です。「2人の結婚は前世からの因縁であり、先祖の慈悲によるもの」という教えに基づいています。

場所

寺院、自宅で行います。専門式場で行うことがないため、衣装のレンタルができず、自分たちでの用意が必要になります。ちなみに衣装は、新郎は「紋付羽織袴」、新婦は「白無垢」を選ぶことが多いです。これらの和装であることが多いですが、ウェディングドレスを着用することもあります。

費用

10万〜25万です。これは挙式料のみでの額です。
ここに、衣装代が加わります。

衣装代は、
白無垢…10万〜20万
紋付羽織袴…5万〜15万
が主な相場です。

人前式

列席者に見守られながら行う式です。形式・格式はなく、自分たちの「オリジナル」を出せるところが特徴です。
そのため、「思わず背筋が伸びてしまうような神聖さ」から「心温まるアットホーム感」まで、様々な雰囲気を演出することができます。

自分たちで考えた「誓いのことば」、自分たちで考えた「オリジナル結婚証明書」など、古くからの結婚式に関するアイテムを自由にアレンジすることができます。
結婚の立会人、司会などのスタッフを友人に勤めてもらい、「仲のいいメンツ」で式を作り上げることもあります。

また、バルーンリリース、フラワーシャワー、宣誓など、他の形式の「いいとこ取り」ができるのも魅力です。

場所

チャペル、披露宴式場、ガーデン、神殿など、場所は様々です。

費用

場所にもよりますが、一般的には
チャペル・披露宴式場…15万〜20万
ガーデン・神殿…10万〜15万
というのが相場です。

ここに、衣装代、演出費、協力してくれた友人への謝礼が加わります。

挙式スタイルの傾向

近年では、約60%のカップルがキリスト教式で挙式を行っています。
その理由は大きく分けて2つあります。
1つめは、「挙式といえば、父と歩くバージンロード!」と思う方が多いためです。親との絆を感じられる、キリスト教式の特徴のひとつです。
2つめは、「挙式と聞くと、ウェディングドレスと神聖なチャペルが思い浮かぶ!」という方が多いためです。テレビドラマなどでの結婚式のシーンをたどって、イメージされる方が多いようです。

まとめ

・キリスト教式は、神聖な雰囲気。ブーケトス、フラワーシャワー、ベールダウンが人気。
・神前式は、日本古来の「美」が特徴的。緊張感に魅力を感じる方にオススメ。
・仏前式は、「来世までの結びつき」を誓う、仏教の教えに基づいたもの。
・人前式は、形式・格式のない、「自分たちらしさ」を出せる。
・人気の挙式スタイルは、キリスト教式。

いかがでしたでしょうか。
4つのスタイルそれぞれに特徴や魅力があります。
流行のスタイルにするもよし。日本時だからこそ、日本の伝統を取り入れた挙式にするのもいいですね
まずは自分たちが挙式気を上げている場面を想像してみましょう。

そして理想を描きつつ、予算や場所選びのことも考え、一生の思い出になる挙式を行えるようにしましょう!

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