人前式の結婚式の特徴とは?費用について解説
この記事は、「人前式って、自由で楽しそう!」「いったい、どこまで自由なの?」「人気のおすすめ演出を教えて!」と思っていらっしゃるあなたに向けて書いています。
今回は、
人前式の特徴、人気の演出、式の流れ(例)、費用
について紹介します。
これらを参考にすれば、理想の人前式が、より想像しやすくなり
同時に実現性も高くなります。
ぜひ、押さえておきましょう。
人前式の特徴とは?
しきたり、ルールがない
人前式はルールがありません。数ある挙式スタイルの中でも、「最も自由度の高いスタイル」と呼んでもいいでしょう。
宗教色がなく、ゲストと共に盛り上がることができます。
演出を自分たちで決めれる
自分たちで作っていく挙式となるので、オリジナリティが溢れる挙式になります。
費用を抑えることができる
会場・演出・スタッフを友人かプロのどちらに任せるかなど、自分たちで決めることができるので、費用の調整ができます。
費用を抑えて行う方、多くの費用をかけて豪華にする方など、様々です。
人気の演出
フラワーシャワー
退場する新郎新婦に、ゲストが花びらを浴びせながら祝福します。
教会式で行われる演出のひとつで、人気が高いです。
牧師役、進行役を友人にしてもらう
教会式の場合は、牧師は専門の方が、その他、進行役はプロのスタッフの方が引き受ける場合がほとんどです。
人前式では、それらの役目を友人に行ってもらうことがあり、人気があります。
誓いの言葉・指輪の交換などを、古くからの友人に目の前で見守ってもらえば、より特別感が出るでしょう。
オリジナルの誓いの言葉・結婚証明書
しきたり・ルールがある程度決まっている挙式スタイルでは、誓いの言葉・結婚証明書の形式や文言が決まっています。
ですが、人前式では演出を自分たちで決めることができるので、オリジナルの誓いの言葉・結婚証明書が作れます。自分たちだけの形式を作って、思い出にしましょう。
リングボーイ・リングガール
リングボーイ・リングガールと呼ばれる子供が登場し、婚約指輪を運びます。
子供のキュートさ、「かわいい〜!」という完成が、会場の雰囲気を和やかにします。
リングリレー
ゲストが1本のリボンを通して、祭壇にいる新郎新婦へとリレー形式でリングを届けます。
ゲスト参加型の、みんなで盛り上がれる演出です。
バルーンリリース
退場後、会場外でバルーンを空に放ちます。
「結婚する2人の幸せが天まで届きますように」という願いを込めて放ちます。
バブルシャワー
退場時、ゲスト全員で新郎新婦にシャポン玉を飛ばし、祝福します。
子供のゲストが喜ぶ演出です。
ダーズンローズ
12人のゲストが新郎にバラを託し、それらを新婦に贈るという、ロマンチックな演出です。
「恋人から12本のバラを贈られると幸せになる」という言い伝えに基づいています。
婚姻届にサイン
ゲストに見守られるなか、婚姻届にサインをします。
新郎新婦だけでなく、親もこの場でサインすることも多いです。
人前式の流れ(例)
前述した通り、人前式は自分たちで作れるものです。
ですが、「想像が全くつかない!」という方もいらっしゃるかと思います。
そのような方に向けて、流れの一例を紹介します。
①列席者入場
新郎新婦を見守るゲストが入場します。
②新郎新婦入場
ゲストに見守られるなか、新郎新婦が入場します。
③開式
結婚の立会人(司会者)が開式の宣言をします。
④誓いの言葉
オリジナルの誓いの言葉を読み上げます。
⑤指輪の交換
新郎→新婦の順で相手の薬指に指輪をはめ、結婚の誓約をします。
⑥結婚証明書へのサイン
オリジナルの結婚証明書に、新郎新婦が署名します。
結婚証明書ではなく、婚姻届の場合もあります。
立会人が結婚証明書(婚姻届)をゲストに見せ、2人の結婚を宣言します。
⑦閉式
立会人が閉式の宣言をします。
ゲスト全員に立ち会いにお礼を述べます。
⑧退場
退場後に、フラワーシャワーやバルーンリリースなどの演出を行います。
人前式の費用
人前式の相場は10万〜30万円と、幅広いです。
自由度が高いため、内訳が大きく変わってきます。
今回は、人前式ならではの費用を紹介します。
会場
約60%のカップルが、チャペルを会場にしています。
チャペルの使用料は会場によって差が大きく、相場は10万〜20万円ほどです。
他には、披露宴用の会場、屋外のガーデンを選ぶ方もいます。
その場合でも会場使用料だけで、10万円以上はかかります。
スタッフへの謝礼
進行役(司会者)や、それ以外のスタッフへの謝礼です。
プロのスタッフにお願いした場合は、
進行役であれば、5万〜10万円
それ以外の役は、3万〜5万円であることが多いです。
これらの役目を友人にお願いした場合でも、謝礼を用意することがあります。
もちろん、「長年の付き合いだから、」ということで、無償で引き受けてくれる場合もあります。
謝礼を用意する場合は、プロのスタッフにお願いした場合の金額を目安にすれば、迷うことはないでしょう。
演出代
自分たちで作る挙式なので、演出にかかる費用の額は、変動が大きく様々です。
ですが、会場を選ぶ際に、会場のスタッフ、ウェディングプランナーと演出に関する相談をすることができます。
その際に、できる演出・できない演出や、それらの見積もりをしてもらうことができます。
まとめ
・人前式は、ルールやしきたりがない。
・自由度が高いので、費用を抑えることができる。
・費用の額が様々。会場のスタッフにウェディングプランナーに見積もってもらう。
いかがでしたか?
人前式は、自由度が高いスタイルです。数ある挙式スタイルのなかから、好きな演出だけをピックアップして取り入れることができます。
費用の融通もきくので、安心ですね。
ぜひ、理想の挙式を実現させましょう!