沖縄で結婚式はどんな服装?リゾートだからもっと自由に楽しもう
青い海の沖縄は結婚式を挙げる場所として人気です。
毎年24万人以上の人が結婚式を挙げています。イメージとしては、常夏ですが実際には温度の差があります。
国内ではあっても、本土とは気候が違うので、何を着ていいのか迷う人も多いようです。
ビーチだからカジュアルにしたいけどどこまでカジュアルにできるの?
ドレスコードを決めて、ゲストにお知らせした方がいいの?
沖縄ならではのかりゆしって何?
かりゆしを着て結婚式に参加はOK?
など、ゲストも心配しています。
ここではゲストと一緒に楽しめるように沖縄での結婚式での服装をどうしたら良いのかをご一緒に考えていきます。
沖縄の気候!どのくらい暖かい?
沖縄は南にあるからとにかく暖かいイメージがいっぱいですが、実際のところはどうなのでしょう?
沖縄の島々の周りには黒潮が流れ、海洋の影響があるため、緯度はドバイと同じくらいですがずっと過ごしやすい亜熱帯海洋性気候です。夏になっても猛暑日と呼ばれる最高気温が35度以上になる日がほとんどありません。降水量は梅雨時期である5月〜6月、台風の影響がある8月〜9月に雨がよく降ります。梅雨明け直後の7月と冬の間は雨量がかなり少ないです。10月ごろになると気温が下がり始め、海に入ることが難しくなります。
寒いといっても、10月の最低気温の平均が約27度、最も寒い1月と2月で約17度です。沖縄では1月から2月に桜が咲き始め、日本で最も早い春を楽しめます。日中は暖かく感じる日も多いですが、羽織るものを用意しておいた方が良いでしょう。
沖縄で結婚式!リゾートらしい服装で参加したい
男性の場合は麻素材などのサマー用スーツ、女性はワンピースなどあまりかっちりした礼服である必要はありません。中にはせっかくリゾートでの挙式だから、沖縄らしい服をきたいと思う人もいらっしゃるのではないでしょうか?
かりゆしウェアなど沖縄風のカジュアルな衣装と避けたいコーデなどを紹介します。
かりゆしウェアとは?
「かりゆし」とは、漢字表記では、「嘉例吉」と書かれ、沖縄地方の方言で「めでたい」とか「縁起が良い」というような意味です。
1970年に沖縄でもっとカジュアルに沖縄らしいシャツとして「沖縄シャツ」として作られました。
素材はシックに「八重山ミンサー」や「琉球絣(りゅうきゅうつむぎ)」、「紅型(びんがた)」といった沖縄で昔から作られていた伝統的な織物に似せた柄やシーサーなど沖縄の風物などを配しています。よく、ハワイのアロハシャツと比べられますが、ずっと優しい色使いでどなたでも気軽に着用できます。
写真のようにネクタイをプラスするとおしゃれでフォーマルな感じになりますね。
特に2000年に開催された沖縄サミット以来、フォーマルな場でも定着し始めました。
シャツだけではなく、女性のためのふんわりとしたワンピース、ムームーに似たサンドレスなどがあり、こちらもフォーマルな場に利用できます。
短パンはOK?
挙式の時期にもよりますが、沖縄の夏は暑いから短パンでもOKなのかなと思うかもしれません。もちろん、結婚式の後のパーティーなら状況によっては大丈夫な場合も。ただし、やはり結婚式ですから、涼しい素材のチノパンなどを合わせた方が無難です。
新郎新婦のご両親も出席している結婚式ですからカジュアルになりすぎないようにしましょう。
靴はどうしたら良い?
ビーチで挙式をする場合は歩きやすさも考えなくてはいけませんが、だからといってビーチサンダルなどカジュアルすぎる履物はNGです。
もし、かりゆしウェアなどトップにカジュアルなものを着ていれば、カジュアルなモカシンやツーカラーのサドルシューズなどラフスタイルの革靴がおすすめです。
女性の場合、デザインと素材に気をつければサンダルもOKです。
羽織るものを用意しよう
挙式を教会でする場合は肌を露出しないようにしましょう。サマードレスの上にストールまたはカーディガンを用意しておきましょう。ドレスの雰囲気に合わせたものを選んでくださいね。
教会内だけではなく、秋を過ぎると海風で寒く感じることもあります。ストールやカーディガンがあるととても重宝しますよ。
シワになりにくい柔らかな素材のストールは、結婚式以外でもあらゆるシーンでも活躍するのでおすすめです。
ドレスコードを決める?決めない?
招待状に漠然とカジュアルで大丈夫ですと書いていても、ゲストは「じゃあどんな服がベストなの?」とかえって不安を感じる可能性が大きいです。丁寧にどのような服装にするかを説明した方がゲストも迷いがなくなります。
カジュアルでもOKだけど、短パンはNG、クリーム色など明るい色のチノパン、靴はカジュアルな革靴、サマードレスやかりゆしのロングドレスなどできるだけ具体的なところまで決めてお知らせしましょう。
かりゆしを利用したいというゲストのために、レンタルや購入するお店の情報も一緒にお知らせしましょう。
注意点もプラスして気持ちよく参加してもらいましょう
招待状にドレスコードのだけではなく、注意点も書き添えておくと親切です。
紫外線対策は男性も必須。冬に挙式をする場合は特に忘れがちな日焼け止めや帽子、日傘、制汗スプレーなどが必要であることを伝えましょう。
冷房のある場所、早朝や夜に冷え込む場合などの対策で重ね着が必須であることなども重要です。
まとめ
沖縄の気候は1年を通じて温暖ですが、1月2月は平均最低気温が20度を切ります。
結婚式を挙げる季節によって、どのような服装をするかの目安をお知らせしましょう。
ドレスコードを大体決めておくと、ゲストも参加しやすいというメリットがあります。
沖縄でせっかく結婚式をするのですから、沖縄らしい服装、かりゆしも選択の一つに入れておきましょう。
その他、日差し対策など注意事項を招待状と一緒に送ると喜ばれますよ。