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神前式の結婚式の特徴とは?費用についても解説

この記事は、「神前式ってどんな雰囲気なの?」「堅苦しい雰囲気って本当?」「費用はどのくらいかかるの?」という疑問をお持ちのあなたに向けて書いています。
今回は、神前式の特徴、一般的な流れ、費用について紹介しています。
この記事を読めば、神前式の良さはもちろん、「緊張感のある雰囲気がなぜ人気なのか」がわかり、神前式の魅力を知ることができるはずです。
雰囲気から費用面のことまでもしっかりと把握して、理想の挙式を実現させましょう!

特徴はやはり、『日本古来の“美”』

神前式は日本の伝統を大切にしたスタイルです。厳かさ、緊張感が感じられる格式の高い雰囲気になります。

和装

新郎の紋付袴、新婦の白無垢・色打掛により、日本古来の美しさ、大人っぽいキリッとした雰囲気を見にまとうことができます。
近年では、和装の柄のバリエーションが豊富になってきているので、自分の好みの柄を選ぶことができるでしょう。

雅楽

雅楽が鳴り響き、厳かで格式の高い雰囲気が演出されます。

緊張感

他の挙式スタイルに比べて、緊張感が高いです。そのため、私語は厳禁となります。
近年では、この緊張感・厳粛な雰囲気に魅力を感じて神前式を選ぶ方がいらっしゃいます。
引き締まった雰囲気がのちの思い出になると考えられているようです。

家と家の結びつき

神前式では、結婚する2人の両家の結びつきが重要視されています。他の挙式スタイルの、友人や恩師に見守ってもらいながら行う挙式スタイルとの違いです。

約50%が神社を会場に

神前式を行う方々の約50%が、神社を会場に選びます。
あとの50%は、ホテルや専門式場にある館内神殿を利用します。

日本古来の和の雰囲気に徹底的にこだわる方は神社を選ぶのです。

ですが、神社は交通アクセスが良くないことが多く、遠方から参列する方にとっては少し便が良くないと感じることもあります。
そのため、交通アクセスの良さに配慮して、館内神殿を選ぶ方もいらっしゃいます。

また、収容人数で会場を選ぶ方もいらっしゃいます。多くの友人や恩師を式に招待したいと思っていらっしゃる方は、事前に会場の収容人数を把握しておくことが大切です。

神前式の主な流れ

①参進の儀

神職と巫女が先導し、新郎新婦、両親、親族の順に一列に並び、雅楽が鳴り響く厳かな雰囲気の中、神殿へと向かいます。
「花嫁行列」という言葉を聞いたことがある方は、イメージしやすいかと思います。

②入場

神殿に向かって親族が血縁関係の強い順に並び、右側に新郎側の親族、左側に新婦側の親族が座ります。
その後、新郎新婦、仲人、神職が入場します。

③修祓の儀(しゅばつのぎ)

挙式の前に、神職の祓詞(はらいことば)を受け、新郎新婦と参列者の身のけがれをはらい清めます。

④祝詞奏上(のりとそうじょう)

斎主が新郎新婦の結婚を神様に報告すべく、祝詞を申し上げ、2人の幸せが永遠に続くように祈ります。

⑤三々九度の盃(さんさんくどのはい)

小中大の順で注がれたお神酒を新郎新婦が交互に頂きます。神酒は、繁栄と魔除けの意味があり、これを飲みながら2人の幸運を祈ります。

⑥指輪の交換

新郎新婦で指輪の交換を行います。
もともと、神前式に指輪の交換はありませんでした。ですが、「挙式だし、やっぱり指輪の交換がしたい!」という声が多く、取り入れられるようになりました。

⑦誓詞奏上(せいしそうじょう)

新郎新婦の2人が、「結婚し、夫婦になることを誓う」ことを意味する詞を読み上げます。

⑧玉串拝礼(たまぐしはいれい)

玉串は、「神と人との間に立ち、霊威を取り継ぎ、神意を通じさせるもの」と言われています。
この玉串を奉り、礼拝することで、人々の願いが神様に通じると言われています。
作法は神社によって異なりますが、巫女が説明してくださるので大丈夫です。

⑨巫女の舞

新郎新婦の新たなスタートを祝福し、巫女が舞を奉納します。

⑩親族盃の儀

新郎新婦と参列者が全員起立して一斉に、お神酒を3口で飲みます。
家と家の結びつきを祝うための儀です。

⑪斎主(さいしゅ)の挨拶

斎主と一同が神前に、祝いの挨拶を行います。
無事に式を執り納めたことを、神に報告するために行われます。

⑫退場

神前に一同で礼拝したのち、
神職、進路新婦、仲人、親族の順に並び、退場します。

神前式の費用

費用の相場は30万〜40万円ほどです。
実はこの額、他の挙式スタイルに比べると、比較的安い額です。

この費用の内訳は、新郎の衣装(紋付袴など)、新婦の衣装(白無垢など)、ヘアメイク、写真撮影などです。

玉串料

玉串料とは、神社に納めるお金のことです。挙式の謝礼にあたるもので、相場は5万〜20万円ほどです。
額面は、神社の有名さ、格式の高さに伴って変動します。

この玉串料が、会場の使用料に含まれている場合、そうでない場合があるので、事前に調べておく必要があります。

かつら

神前式での和装の場合、地毛ではなく、かつらを使うことがあります。
そして、このかつらも追加の費用となります。かつらの相場は3〜10万円ほどです。

まとめ

・神前式は「日本古来の“美”」の雰囲気がある。
・雅楽や和装から生まれる独特の緊張感に、魅力を感じる方がいる。
・他の挙式スタイルよりも、費用が安い。

いかがでしたか?
神前式の雰囲気から、流れや費用などの具体的な部分までを紹介しました。

「やっぱり費用が…。」と感じられる方は、パックプランを探してみましょう。
パックプランは、式に必要なもののそれぞれの費用が、割安になっています。ぜひ検討してみてください。

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